『すみれ人形』上映日記

映画『すみれ人形』の宣伝スタッフ・クマによる、上映日記。
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41日目・トーク - 3月6日 -

いよいよあと2日。
アップリンクに向かったけれど、電車の事故。
柳下さんファンなので、這ってでもいくぞ!と、気合をいれて、なんとかギリギリ間に合った。
最後までバタバタしてます・・。



柳下さん02



本日のイベント
柳下毅一郎さん(特殊翻訳家・映画評論家)×金子監督によるトーク



今日もたくさんのお客さんが駆けつけて下さいました。
最終週に入って連日ほぼ満席。ご来場の皆さま、本当にありがとうございます。
柳下さんの映画批評、翻訳本が好きなので、本当に楽しみにしていたイベント。 金子監督も同じくで、どうしても『すみれ人形』を見て頂きたく、何度も試写状やメールを 送ったとのこと。

まずはデヴィッド・クローネンバーグ監督の『クラッシュ』を金子監督が好きで、その原作の 翻訳者が柳下さんであったことからその著作に触れるようになった、というところから話が始まった。
柳下さんはクローネンバーグの「人間と人間以外のものが融合する感覚」が『すみれ人形』にも 見受けられる、と仰った上で、二人羽織りのストリップシーンのアレハンドロ・ホドロフスキー監督 『サンタ・サングレ』からの影響について言及されました。
ホドロフスキー好きの金子監督は、『すみれ人形』制作時は、先の『クラッシュ』と共に『サンタ・サングレ』から強い影響を受けていたので、心なしか嬉しそうでした。

柳下さんは「畸形への偏愛」という言葉をこの作品のコメントに掲げて下さいましたが、実際の 畸形へのフェティッシュがあるのか、精神的な意味で畸形というモチーフを取り上げているのか、 興味を持っていらっしゃいました。
ホドロフスキーは畸形そのものに対しての興味も持っているけど、どちらかと言えば「畸形」=「神聖なもの」という精神的モチーフで扱っている(フェリーニもしかり)、 という話は非常に納得。
「身体が先か、精神が先か」という、先週の井上リサさんとのトークにも通じるテーマでした。

柳下さん01
柳下さん、貴重なお話本当にありがとうございました。
「もう少し整理したほうがもっと作品の核心が見える」という柳下さんのお言葉通り、金子監督ももっと練り込んだ次回作を準備中の模様です。
「クラッシュ」文庫本、ぜひ手に入れます!

そしていよいよ明日は最終日!急遽追加されたイベント含め、本当に贅沢な 最終日となってます。
まだご来場になってない方も、一度ご覧になった方も是非!会場にお越し下さい。
本当にあと一回で終わりです!!
  1. 2008/03/07(金) 16:24:23|
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